価値観の違いに最近は良く悩まされることがある。

なんなんだろうかね。よくわからんわ。が結論で、もっともなところ、互いのプライバシーを侵害し合わない距離を見つけている人達は、良い関係なんだろうなとも思う。

まぁ、私にもいくつかの面があって、特に彼女に指摘されたのが、

「彼氏である自分」
「オタクである自分」

だとしよう。どちらを大事にしているか?
彼女から言えば『オタクである自分』が一番であって『彼氏である自分』は二の次だという。
簡潔に言えば「どちらも大事」なわけだ。いわゆる「仕事と私」状態なんだが、比べるものでもないだろうと思う。やっぱり、口に出して「コッチが大事だ」ということは重要なのかもしれないが、比べることが出来ないな。ただただ困る。「お父さんとお母さんどっちが好き?」のコピペはとても秀逸だと思うし、まさにその通りだと思う。


選べないです。


選ぶなんてとんでもない。私を構築しているそのものだから。コレがないと自分ではない……みたいなもの。


○どちらを取るか?


 彼女を捨ててオタを取る。拘束だ。軟禁だ。だから撤退する。だから無干渉であれば良い。プライバシーの問題だろう。彼女が、限りなく私寄りのプライベートな部分を「知りたい」となって、ドン引いたとしても、私に罪があるのかどうかは、男女ともに意見が分かれるだろう。


 オタを捨てて彼女を取る。そうなった場合はどうなんだろうね。どこの王子様だよ。と思う。人の楽しみを阻害されたくないのは、誰でも一緒だと思う。オタ捨てても、他にやりたいことが出てくるだろ?ってなったとしても、違うオタになったら、また無限ループ。私自身、多趣味だと自覚しているから、そんな事があったら、無気力人間が完成する。


 どちらかに比重が偏ってしまうこともあって、そのせいで色々と忠告されるワケだが、いまいち筋が通っていないので、困る。結局は「自分が一番」で他になにかに執着されると、自分が一番じゃなくなるから気にくわない。っていっているように聞こえる。こっちだって、いちいち目くじらを立てられては、面白くないけれど、冷静に努める。そうすると彼女はヒートアップ。男女の構造の違いは凄いな。相容れないとは、こういう事なんだなと実感する。


○前者と後者について意見を述べるとこうなる。↓


 前者の場合。

 やはり彼女を大切にしてあげたいわけだ。どんなに理不尽だろうが、合点がいかなかろうが、耳を傾けて、相手の感情を読み取ろうともする。出来るだけ、話をしたいし、近くにいたいとも思う。もちろん自分が「いいかっこしい」なのは理解できているし、世の男性のほとんどがそれに該当するだろうと思うけども、出来る限りは彼女の前では良いカッコをしていたいし、大人な対応をしていたい。 
 我に任せて、わがままな行動をとることはしたくないし、出来る限り合点がいくように話し合いをしたいつもりだ。

 
 見栄っ張りな奴だろうと思う。だが、そんな自分は嫌いではないし、ましてや、彼女の体が目的で付き合っているわけではないので、基本的に苦はない。彼氏である自分に満足をしている。もちろん彼女にも満足している。「彼氏である自分」は我を通さないそんな存在であると思う。


 後者の場合。

 オタクなんて、なったらなりっぱなしの末期患者みたいなもの。まぁ、脱オタなんて言葉もあるが、私にはその気はなく、やはりアニメを観ていると楽しい、ゲームを買うときだってワクワクする。コミケだって、ひとつのコミュニケーションの場として活用をし、素晴らしいオタライフを楽しんでいると思う。簡単な話、ライフワークみたいなものになっている。なにが自分にとって中心か? と言われれば、なんだかんだで、ネットやパソコン、ゲーム、アニメが終着点になるだろう。喜びの度合いは同じだが表現方法に差がある。微笑みがガッツポーズになるようなもんだな。


 そんな自分が好きであるし、趣味を楽しむ高揚感は他の無いものがある。自分の信念や経験が話の種になるし、それによって交友関係も広がった。一種の譲れないもの。


だが、そこに自分は存在せずってのがダメみたい。


○大事ってなによ?
彼女の論から言うと、

 あなたは『彼氏である自分』より、『オタクである自分』のほうが大事。だから、自分の世界には彼女の話を入れないし、踏み込ませない、個人的なブログも『彼女に見せたくない、話を入れたくない』から、『私が一番』っていうのは違うでしょ?

な具合。


『私が一番』≠『○○である自分が一番』となるみたい。まさに「それはそれ、これはこれ」


 彼女の場合であると、私の趣味……いわゆる「エロゲー」やら「同人」やら「アニメ」などのいわゆる現代オタのジャンル。女性的には理解しがたいもの。それに傾倒していて『私が一番』ではない、もっと言い方を変えれば「私には理解できない(理解しようとするけれども)」
 まぁ、私も女性的な立場には立てないわけだし、オタクになったのは後天的なものだけれど、やっぱり先天的なところで、かくあってしまった自分がここにいるんだからしょうがないだろ? 的な気持ちでもある。


理解しなくても良いから、そっとしておいてくれ。それって最低限の人間関係構築法だろ?が私的な結論。


○どっちも一番はダメゼッタイ

 付き合いの長い方に優先順位が傾くのは仕方がないと思う。彼女と付き合った年数のよりもっと多分に密度濃く、オタクやっているわけで、それを承知のはずが、こうなった。「やっぱり無理☆」って言われてもな。どうすんだよって話。



○まとめ


 私に関心を持ってくれるのは良いが、関わり方を間違っている。彼女はおそらく彼氏に染まりたいタイプの人間みたい。そう察すると、自分の理解の外になると、自分の理解が得られる領域に修正しようとする。または、「なんで私にわからないことするの?」な方向になるのだと思う。
 私はそれを出来る限り受け止めたいと思うが、自己満足で回っているオタクに手を伸ばす、理解しようと努めることは、ズカズカと土足で不法侵入するみたいなものであるからやめといてくれよ。普通に付き合っている上で、過不足はないよね?日常会話をしているだけではダメなのかな?って感じ。君の話に耳を傾けるが、私は自分の主張や信念を曲げる気はない。ってこと。


ブログくらい好きに書かせてくれ。オープンだが、個人特定が無い前提で、誰にも言わずに開設して書き散らしているだけなんだから。


○妄想紙芝居終わり