こんなところですら。

真摯になれない。
今になっても。「クチでシた」発言が頭に耳にこびりついている。
正直気持ち悪い。もうね、気持ち悪いんだ。
腸が煮えくり返る。しっぺ返しを食らいました。


別の女に会って、そのあとに会うなんて。
そんなことは最低だと。唾棄すべきことだと、
言われた。前々からの既定事項を告げただけ。


そこで逆にやられてしまうとは。
なんという道化か。望んでない自己満足を吹っ掛けられた。


こちらの相手は何にも構わず好きだと言ってくれたのに、
向こうはシゴいて射精して、本番はいいよなんて、なんて紳士なんだろう。
紳士で真摯で、素晴らしい関係だと思う。
良い友人関係なんだろう。とても、とてもね。





都合のいい女でいいからと、
彼と過ごした3年より、貴方との縁を大事にしたいと、
彼よりも、肉親よりも、上、もっともっと上、
貴方は「友達」。「友達」として愛している。
この意味を汲んで、この意味の深さに、重さを理解して、
彼女も私も自ら相手を望んだ。


ビンタした彼の岸の人はどうなんだろうか。
そういう覚悟はあったんだろうか。
それは向こうにしかわからないし、
知る必要もないよね。


知る意味はあるか
知る必要はあるか


真摯とは何か
紳士とは何か


彼の岸は彼岸
もう手を伸ばすことはない


未練や思い出が不潔に染まる
ほとんど渡したものは失くされてしまったし、
ほんとに何もないんだよね。



最後までしていたら何も言わなかったろう
中途半端な想いを、気持ちを、行動にした貴女。
一生半端。一生慰み者。そうであれと強く願う。


それで幸せだろうか。
考える必要もない。
余計なお世話。
守ってきた。軌道修正を繰り返してきた。
矯正を試みた。


何もかも思惑に消えた。
棒に振った時間は長い。


叶うなれば。彼女へ。
住む世界が違うのだと、理解をしてほしかった。
見ている先が違うのだと。
見ている世界が違うのだと。
見ている視野が違うのだと。
理解をしないままに終わる。


うぬぼれとは思わない。
自画自賛とも思わない。
どこに行きつくか、考えていたもの。
7年考えて、今に行き着いたもの。
すべて、思い通り。そうしてきた。
これからもそうする。


挫折や、壁、無理、無駄。
それは諦めた人の言葉。
それを私は忘れない限り。
上を向いて歩いている。


ありがとうは言えない。
言わない。
彼女に幸せを願わない。



朧月夜の君。
証を渡そう。
これは警告か。絆か。
しかしながら、
貴女がいたおかげで今も私は動けます。
期待に応えることを教えてくれた人。
これからも。これからも。